外壁 屋根塗装の裏側。

 

リフォームアドバイザーの栗下です。

 ここでは私の10年以上の営業マン人生の中で肌で感じた事を皆さんに是非知ってもらいたいと思います。

 

「任せる業者をまちがった!!」と気づくタイミング。

 

塗装は何年かたって「失敗だった!」と気づくものです。

 

それはすぐにはわからないからです。

 

どんな施工方法でも完工時は綺麗で判断ができません。

(判断できるようならよっぽどです・・・。)

 

悪質な業者が出没しやすいのもこのためです。

 

塗装は他の職人さんに比べて誰でも参入しやすいのも事実です。

 

男性の方なら1度くらいは日曜大工でペンキ塗りしたした事ある方多いですよね?

 

その気になれば誰でもできるからこそ、奥が深い!!職人によって知識や技術に大きな差があるのは間違いありません。

 

 

 

また、年数が経過すると・・・・。

 

契約書もどこへいったか・・・・。値段もいくらだったか・・・・。

 

遠方の会社だと施工後それっきり、どこの業者に頼んだのか・・・・。

 

ほんとによく聞く話です・・・。

 

連絡先がわかっても、会社がすでに無くなっている。

 

連絡しても「機能的に問題ないといわれた。」など・・・。

 

決して安くない買い物なのに、そんな話が後を絶ちません。

 


住宅塗装で後悔しないために知っておきたい3つの事

 

 

1.安すぎる業者は避ける。

 

値段にはちゃんとした理由があります。極端に安い業者は、有名メーカーの塗料であっても

 

素人が扱いやすいグレードの低いものだったり・・・。(確実に持ちは短いです。)

 

また施工日数が短かったり・・・。

 

腕が良くても慌てて作業されてしまっては乱雑になってしまいます。

 

長期に足場を架け、実働日数の短さを感じさせないようにしている業者も・・・。

 

完全に下請け業者任せだったり・・・。

 

 

 

〚余談ではありますが。〛

 

訪問販売などで「近くでやってるから次やってもらえるなら足場代はサービスする。」

 

こんな営業も多々耳にしますが、基本足場は足場屋さんに発注して設置、撤収をします。

 

サービスできる訳がありません!!見積もり上はサービスになっていても確実に塗装代の

 

中に含まれています。塗装代は平均的な価格でも足場代がそこに入っているとなると

 

極端に安い塗装になっているかもしれません。

 

 

また、何かこちらから言うたびに、どんどん値引きする業者も避けるべきです。

 

 

 

2.我が家の状態を知る。

 

値段ばかりを気にされる方が多い傾向にある住宅塗装ですが、値段は外壁や屋根の状態でも

 

変わります。そうですよね? 築10年目の家と築40年過ぎの家で同じだったら・・・。

 

車もそうですよね? 年式が古くなればしっかり点検、整備してきていても何かとお金がかかるものです。

 

年数がたった家。今までお手入れしてこなかった家 割高になります!!

 

長期間、地肌の状態で雨風日光に晒された建材の表面は劣化しています。

そこにしっかりとした塗装をしようとすれば、それだけ時間がかかります。

時間がかかるという事は、それだけ塗料も必要になってきます。(塗料の吸い込みが激しくなります。)

 

また、ひび割れやボードの目地の劣化。釘の浮きなど 色々と塗装前の補修が必要になる事が大半です。

 

塗装以外の事で気になる事がある方は、塗装専門店に依頼するより、総合的にメンテナンスが可能な会社

 

もしくは、店舗に任せるのもポイントです。

 

 

 

(下記写真は外壁塗装の剥離です。 過去に他業者で何度か塗装をされ、5~6年ですぐに剥離を起こす。

 

という事で相談をいただきました。調査の結果、家の構造上、壁の中で結露を起こし外壁が冬場にかなり酷い結露

 

を起こして外壁が相当な湿気を帯びた跡が見つかりました。 この症状を取り除かなければしっかり塗装をしても

 

また結果は同じになってしまうため。結露防止の施工もさせていただきました。)

 

 

3.補修内容を方法を確認する。

 

どの業者も写真を撮って傷んでいるという事は言ってきます。しかし、大切なのはどのような方法でお手入れをするかです。

 

塗装の値段は安くても必要のない補修項目で割高に値段を上げる業者います。

 

高圧洗浄からの3度塗り という事だけではなく

 

理解できないと諦めず、疑問に思ったことは何でも質問してください。(理解できなくてもいいんです。)

 

大雑把な説明しか返ってこなかったり、歯切れの悪い説明しかできないなら要注意です。

 

 

それは営業マンの知識不足だけでなく具体的な話をしてしまうと都合が悪い何かがあるからなのかもしれません。